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飲食店経営の特徴

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1.外食産業の市場規模と特徴

外食産業の市場規模は、年々減少してきており、ピーク時29兆円あった市場も現在(平成23年)では23兆円と言われています。(食の安全・安心財団調べ)

大企業の売上が占める比率は、まだ約20~30%程度と言われ、寡占化が進んでいない市場である。しかし、近年は確実に寡占化が進んで来ている状況です。

ただ、後発企業であってもまだ参入障壁が比較的少なく、市場シェアを獲得出来るメリットがある市場であると言えます。

2.飲食店は開廃業率が高い

独立して開業される方の1~2割が、飲食店での開業となっており、飲食店はとても人気の高い業種です。
その半面、飲食店の開業後3年の生存率は、2~3割と言われています。

このデータからもわかるとおり、多くの方が挑戦し、多くの方が敗れてしまっているという開廃業率がとても高い厳しい業界です。

どの業界でも言える事ですが、開業する事はお金を準備する事が出来れば開業出来ますが、そのお店を維持・継続していく事がいかに難しいかを表しています。

特に、飲食店はサイクルが早くなってきており、開業時の店舗コンセプトのまま何年も継続していく事が難しくなってきています。

3.誰でもすぐに始められる

飲食店は、開業する時に特別な難しい資格の必要が無く、誰でも始めやすい事が特徴です。他の業界などに比べ仕入れ先の開拓の苦労も少なく、開業する際のハードルは低いと言えます。極端に言えば、少しでも料理が出来れば、開業できます。そのため、安易に考えてしまい、苦戦される事が多いとも言えます。

一方で、職人さんの常識では考えない料理を提供する事で繁盛出来る事もあり、それが飲食店を経営する楽しさであるとも言えます。

4.「待ち」の商売である

飲食店は、基本的に「待ち」の商売です。

お店を構え、来て頂いたお客様にご満足して頂けるようにすることが仕事の基本です。

ですので、来て頂けるような店構えをしていなければいけないですし、食べたくなるようなメニューを作っていなければなりませんし、また食べたいと思うような料理を提供しなければなりません。

今の時代では、外回りの営業も必要になってきていますが、基本は「待ち」の商売であるということを理解しておくことが必要です。

5.初期投資が高い

飲食店の経営の特徴としては、やはり初期投資が高い事が挙げられます。いざ開店しようとすると、お店の規模や業種により異なりますが、開店資金として何百万~一億円以上かかるものまであります。いずれにしても、お店を作る事に大変な資金が必要となります。

そのため、その初期投資をどれだけ早く回収出来るのかが経営のポイントとなります。

また逆に、初期投資を抑え過ぎてしまったために、お店の価値を上手に伝える事が出来ずに苦戦してしまう事があります。一方で、売上を上げる事だけに意識が集中してしまい、店舗面積が大きすぎる物件に手を出してしまい、赤字になってしまう事も多くあります。

6.日銭商売である

飲食店の経営の特徴としては、日銭商売であると言う事も大きいと思います。つまり、資金繰りに関して考える必要性があまり無いと言う事があります。

勿論、月々の返済だとか年度単位の税金の事など、資金繰りを意識する事も大切ですが、基本的には毎日現金による収入が入ってくるので儲かっている錯覚に陥りやすい事があります。

日々いくら儲かっているのか、月でいくら儲かったのかなどを把握せずに、どうしても丼勘定になりやすくなります。

日銭商売であるからこそ、日次管理や月次管理などが重要です。

7.パート・アルバイト比率が最も高い

外食産業は、アルバイト・パートの比率が、他の産業に比べ最も高い比率となっています。

全従業員に占めるアルバイト・パートの比率は、88%(日本フードサービス協会調べ)と言われ、小売業の61%と比較してもかなり高い数字となっています。

つまり、優秀なパート・アルバイトをいかに採用して、教育していくかで企業の成績が決まってしまうのが、外食産業の特徴であると言っても過言ではないと思います。

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